優良なFX自動売買システム(EA)を詳しく説明します。

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EA(FX自動売買ツール)で失敗しないための注意点

 

最初に理解するべきことは、ナンピンシステムというロジックです。大まかにいうと相場に合わせてナンピンを上手に使って稼いでいく手法です。

 

このロジックを理解することで、ナンピン系のEAの取り扱いの注意点がよくわかるようになります。

 

 

 

EAのナンピンとは

 

ナンピンを説明する前に相場の説明します。

 

 

レンジ相場

 

為替の動きに方向性がなく、一定の変動幅の中で値が上がったり、下がったりを何度も繰り返す状態をいいます。 相場の7割レンジ相場と言われています。

 

EAは、上図のように一定の値幅の上限と下限を行ったり来たりする利用します。変動幅が限られているので動きが予想しやすいからです。上図ではの高さの値を何度も通過します。

 

 

 

 

 

ナンピンはレンジ相場との相性が良く利益を獲得しやすいです。値段が下がる時に買って、買った値段よりも値段が高くなったところで売ると利益が出ます。

 

 

つまりナンピンとは相場がどんどん値下がりしていくにつれてポジションを買い足し、相場が反転したタイミングで利益を出すという手法です。

 

 

上の図の簡単なモデルで説明すると、のときに100円で買います。次にのときに99円で買い足します。この時点で含み損が1円発生します。

 

次にの時点で100円で売ります。これで⓶での1円の含み損は相殺されて消えます。

 

そしてのところで99円で買ったものを100円で売るので1円の利益になり、合計で1円分を儲けることになります実際にはもう少し複雑ですが、理解しやすいように単純なモデルで説明しています。

 

 

この手法を1日に数回と重ねるごとに着実に利益を積み上げていきます。

 

 

 

 

トレンド相場

レンジの上限・下限を抜けて上昇または下降する相場をいいます。 下図は上に抜けていく上昇トレンドの場合です。

 

 レンジ相場を抜けても規則的に上昇または下落しているのであれば予想が立てやすいのですが、レンジを抜けて不規則な動で上昇・下降するケースはビーストプラス系EAが苦手としています。

 

 

ナンピンは値段が下がった時に買って、買った値段よりも高くなれば売ることで利益が出る手法なので、レンジ相場から下降して、一方的に値段が下がり続けると、逆に含み損が増大していきます。

 

 

EAはレンジ相場は得意ですが、予想が難しいトレンド相場が苦手です。だから、苦手な相場をできるだけ避けてエントリーします。

 

 

一般にナンピンはリスクのある手法と言われています。予想に反してトレンド相場に移行したときにナンピンをすることは損失を増大していくとなることでリスクのある手法であることは理解はできると思います。

 

 

EAは守りについても、しっかりしています。相場の流れを分析し、最大ドローダウン30%です。気になる含み損をできるだけ抑えるロジックも含まれているので、他のEAよりも資金を守ってくれます。

 

ドローダウンとは、資金に対する損失率のことで、最大の損失がの証拠金の30%以内に抑える防御力がある。。つまり最悪でも証拠金の70%を残せるようにするということです。

 

 

この防御力と適応的戦略型ナンピンの攻撃力で月利30%~50%の成績を出すことができます。

 

 

しかし、これだけ優秀なロジックでも、現実にはロジックで想定していない相場に直面するときが起こります。資金が熔けてしまうことのないように、ふつうトレードでは損切りをします。

 

損切りとは、これ以上損失を増やさないために決済して取引きを終了させること。

 

 

EAは自動の損切り機能はなく、ユーザーが手動で損切りを行われなければなりません。

 

 

 

損切り・EA停止は手動で行う

 

1年間で頻繁ではありませんが、相場が荒れるときがあります。その時のために損切りの具体的なルール決め、ルールにしたがって損切りをしましょう。例えば、僕の場合は1回のトレードで証拠金の3%を損失したら、損切りをするというルールを決めています。この損切りラインは資金力によって変わります。

 

 

証拠金に対する最大許容損失金額の割合を一定にすることが、資金を溶かす危険性を回避するポイントにもなります。(余裕のある証拠金とロット数さえ守っていただければロスカットされる心配はほぼありません。)

 

 

重要な経済指標発表要人発言がある前にはEAを停止します。重要な経済指標の発表の日時は決まっていますので、EA停止前に決済できるのであればしておくことです。(これらのスケジュールはYahoo!ファイナンスで確認できます。)

 

 

ポジションを持ったままEA停止した場合、再起動するまでの間 は、手動で決済しなければなりません。 そのとき、含み損を考慮して決済するようにしてください。

 

 

このようにEAは完全放置で運用できるものではありません。適度に損切りや稼働の停止を行う必要があります。この認識がない人が資金を溶かしてしまう危険性があります。最低一日一回はEAの様子を見ましょう。

 

 

証拠金

 

証拠金は多ければ多いほど楽にトレードができます。証拠金は人にたとえなら、体力のようなもので、あればあるほど病気にかかりにくいです。逆に体力がなければ、病気になりやすいです。

 

100万円位の証拠金あれば、余程のことがない限りほとんどことは耐えられます。相場が予想に対して、逆行していく動きでもナンピンが増やして、戻ったときの利益が大きくします。

 

証拠金が少ないと相場が予想に対して、逆行してしまうとすぐ飛んでしまう危険性があります。

 

 

 

適切なロットを守る

 

EAには推奨されているロット数があります。例えば、推奨ロット→10万=0.01ロット  20万=0.02ロット ・・・とあります。この推奨ロット守らず、早く多く利益を出したいからと推奨ロットより高めにしてしまうことで資金を失うことがあります。

 

 

EAは長期的に安定して利益をあげるこを目的(毎月安定して月利が30~50%の利益を出す)として設計しています。ペースとして日利1%~2%の利益を積み上げていく感じです。このペースが安全かつ利益が最大になるペースだと理解してください。

 

 

これを知らずに日利を5%~10%にするために、推奨ロットより高めにすることで、不利な相場や、突発的な相場の変動に直面して資金を失うことになりかねません。必ず推奨されたロット数以下でトレードしましょう。推奨されたロット数以内でも日利が5%~10%になることもあります。

 

 

適切なレバレッジで行う

 

レバレッジに関しても、資金が10万円にも関わらず、100倍でレバレッジをかける運用をすると10万円資金が全部溶ける危険性が高いです。ここでもビーストプラス系EAの安全で稼ぐペースを守れるように、特に最初は低レバレッジ行いましょう。

 

 

失敗しないための注意点のまとめ

・EAを安全に運用するためには、放置してはいけない。

・コミュニティやサポートのアナウンスを聞いておく。

・損切りのルールを決め、適切なタイミングで損切りを手動で行う。

・経済指標発表・要人発言や想定外の相場のときはEAを手動で停止する

・適切なロット、適切なレバレッジで運用する。

 

 

 

  

 

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