トレンド・エンド・スキャルピングとは、FXの取引手法の一つで、トレンド転換点に強いスキャルピングEAです。
スキャルピングとは、短時間で小さな利益を積み重ねる取引手法で、数pipsから数十pipsの値幅を狙います。トレンド転換点とは、価格の上昇や下降が終わり、逆方向に動き始めるポイントのことです。
トレンド・エンド・スキャルピングは、USD/JPY(米ドル/日本円)の通貨ペアに特化したEAです。
この通貨ペアは、世界で最も取引量の多いペアであり、流動性が高く、スプレッドが狭いことが特徴です。
このEAは、M5(5分足)のチャートを使用して、価格の動きを分析します。M5のチャートは、短期的なトレンドや転換点を捉えやすいとされています。
最大ポジション数は基本ひとつということは、同時に1つのポジション(買いまたは売り)しか持たないということです。これは、リスクを抑えるための措置です。
しかし、稀に両建てになることがありますということは、買いと売りのポジションを同時に持つことがあるということです。
これは、相場が不安定なときに、どちらの方向にも対応できるようにするための措置です。
このEAは、USD/JPYのトレンド転換点を見極めて、短時間で利益を得ることを目指しています。
トレイリングストップ決済は、損失を最小限に抑えつつ、利益を最大化することができる注文方法です。
ただし、相場が急変動した場合には、指定した逆指値での決済を保証するものではありません。そのため、スリッページが発生する可能性がありますので注意してください。
テイクプロフィットとは、あらかじめ決めた価格に達したら自動的に利益確定する注文方法です。
テイクプロフィットは65pipsということは、ポジションを建てた時点で、市場価格から65pips離れた水準に利益確定の注文を設定するということです。
これは、市場価格がお客さまに有利な方向に65pips動いた場合に、利益を確定するための措置です。
相場に応じて可変式になっていますということは、テイクプロフィットの水準を市場の状況に合わせて変更できるということです。
例えば、市場がトレンドに乗っている場合は、テイクプロフィットの水準をより遠くに設定して、利益を最大化することができます。
逆に、市場がレンジ相場になっている場合は、テイクプロフィットの水準をより近くに設定して、利益を確実に取ることができます。
週末クローズ機能とは、金曜日の終値で自動的にポジションを決済する機能です。
これは、週末に相場が大きく変動するリスクを回避するための措置です。週末クローズ機能を有効にするには、パラメーターでWeekendCloseをTrueに設定します。
また、サーバー時間とGMTの時差をSurverTimeGMTで指定する必要があります。
複利運用機能とは、運用益を元本に組み入れて投資する機能です。
これは、利益を再投資することで、より大きな利益を得ることができる方法です。複利運用機能を有効にするには、パラメーターでCompoundInterestをTrueに設定します。
また、リスク割合をRiskRateで指定する必要があります。リスク割合とは、余剰証拠金または口座残高の何%をロット数に反映するかを表す数値です。
例えば、RiskRate=100とすると、余剰証拠金または口座残高の1%がロット数になります。
公式サイト↓
トレンド・エンド・スキャルピング
2023年月別損益
2024年月別損益
過去検証データでは、2004年から長期間の様々な相場環境を網羅して右肩上がりの収益を示しています。
2004年から2020年までの約16年間のデータを使って、自動売買システムのパフォーマンスを評価した結果、利益が増え続けているということです。
バックテストとは、過去検証データを使って、自動売買システムの設定やパラメータを調整することです。
バックテストでは、信頼性の高いTDS変動スプレッドによる検証を行っており、プロフィットファクターは1.51、リスクリターン率は2.34となっています。
TDSというツールを使って、変動するスプレッドやスリッページを考慮したバックテストを行った結果、プロフィットファクターとリスクリターン率という指標が高い値を示しているということです。
TDSとは、Tick Data Suiteの略で、99.9%正確なバックテストが可能なツールです。TDSは、過去数十年のティックデータをダウンロードでき、MT4と自動連携できます。
ティックデータとは、市場が変動するたびに記録される最小単位の価格情報のことで、正確なバックテストをするために推奨されているヒストリカルデータです。
変動スプレッドとは、市場の状況に応じてスプレッドが変化することです。スプレッドとは、売値と買値の差のことで、取引コストの一部を表します。
変動スプレッドによる検証を行うと、本番環境に近いバックテストを実現することができます。
スリッページとは、注文した価格と約定した価格の差のことです。スリッページは、市場の流動性やボラティリティによって発生します。
スリッページを有効にすると、バックテストの結果にもスリッページの影響を反映させることができます。
プロフィットファクターとは、総利益を総損失で割った数値で、EAの性能評価に用いられます。
プロフィットファクターが高ければ高いほど、少ないリスクで大きな利益を得ることができると考えることができます。プロフィットファクターは1.0を下回ると、損失が利益を上回ることを意味します。
リスクリターン率とは、対象期間のなかの取引の結果を、最大ドローダウンで割った数値です。最大ドローダウンとは、集計期間内の累積利益のピークからの落込み幅のことです。
リスクリターン率が高ければ高いほど、少ないリスクで大きな利益を得ることができると考えることができます。リスクリターン率は1.0を下回ると、最大ドローダウンが総合損益よりも大きいことを意味します。
公式サイト↓
トレンド・エンド・スキャルピング
同じカテゴリー「ゴゴジャン」の一覧
金(GOLD)は、古くから安全資産として世界中で取引されてきた貴重な貴金属です。 FX市場では、米ドル建てGOLD(XAUUSD)として取引され、株式や債券とは異なる値動き […]
鹿児島EA<AUDNZD版>KagoshimaEAは、AUD/NZD通貨ペアに特化した自動売買システム(EA)です。 通貨ペア A […]
buffalo USDJPY_M5は、長期トレンドを追いかけつつ、短期トレンドが発生した際にエントリーを行い、短期トレンドの終了を示唆するサインが出たら利確を行います。 & […]
TSM_system_USDJPYはパーフェクト・オーダーなどを活用して、一般的な市場の動きに基づいて利益を目指す設計がされています。 収益性が […]
SNB_system_USDJPYは、時には順張り、時には逆張りの裁量トレード的な仕様です。 始値動作やナンピン・マーチンゲール戦略を戦略を使用せず、複利機能 […]