BreakingMagnumとは、日足の高値・安値のブレイクアウトを狙うFX自動売買EAです。(通貨ペア:USDJPY、EURUSD、GBPUSDです。)
リアル運用でのリスクを回避するために、危険回避機能、保険の決済機能、ポジション持ちこし防止機能という3つの機能を搭載しています。
BreakingMagnumの成績差が大きくなる原因を解決すべく3つの機能があります。
危険回避機能
「危険回避機能」とは、スプレッドが高くなりすぎたら、逆指値注文をキャンセルして、ポジションを持たないようにする機能です。
経済指標やニュースの影響で、スプレッドが急に広がることがあります。証券会社によっては、スプレッドが100pipsも広がって、SLを無視して約定されてしまうこともあります。
そんなスプレッド拡大のトラブルを防ぐために、「危険回避機能」をつけています。この機能のおかげで、経済指標やニュースでのスプレッド拡大で大きな損失をすることを避けられます。
保険の決済機能
「保険の決済機能」とは、トレーリングストップ注文がエラーになったら、すぐに成行で決済する機能です。
この機能のおかげで、トレーリングストップがうまくいかなくても、フルSLで大きく損することを防げます。バックテストとリアル運用の成績に差が出ることも少なくなります。
トレーリングストップ注文がエラーになるのは、EAが注文を出したときと約定したときのレートにずれがあるからです。
EAがレートを受け取る
⇒ そのレートでEAが注文を出す
⇒ 証券会社が注文を受ける
⇒ 証券会社が注文を処理
リアル運用のときには、このような流れになっていますが、それぞれに時間がかかります。
この時間は1秒以下ですが、その間にも為替レートは動いています。だから、レートが不利になっているときには、注文がエラーになることがあります。
ブレイクアウト系のEAは、レートが大きく動くときに取引するので、このようなことがよく起こります。「バックテストでは勝っていたのに、リアル口座では負けている。」ということになるのは、このような理由の1つです。これは「保険の決済機能」で対処しています。
ポジション持ちこし防止機能
この機能は、日本時間の朝方(GMT2(夏時間はGMT3)の22時)に動きます。そのときに、以下のことをします。
逆指値注文をキャンセル ポジションを全部決済 (GMT2じゃない証券会社で使うときは、パラメーターで発動時間を変えられます)
これで、ポジションを日をまたがないようにし、日本時間の朝方のスプレッドが大きくなって予想外の損失をすることを防げます。
日本時間の朝方は、どの証券会社でもスプレッドが大きくなりやすいです。SLを無視して約定されてしまって、思っていたよりも損することもあります。
そんなリスクを減らすために、不安定な朝方時間帯はポジションを持たないようにしています。
2023年各月の収益
2022年各月の収益
詳細は↓
BreakingMagnum
BreakingMagnumのバックテスト
条件:0.1ロット固定、TDS変動スプレッド(スリッページなし)
USDJPY・EURUSD・GBPUSDの3通貨ペアでのポートフォリオです。
BreakingMagnumは、価格変動が大きい時に素早く取引することで利益を狙うスキャルピング型の EA です。しかし、このEA の成績は、証券会社や稼働環境によって大きく変わる可能性があります。その主な要因は以下の通りです。
EAを動かしているパソコンやVPSの違い
EA を動かしている環境のリソースとは、CPU やメモリなどの性能のことです。リソースに余裕がないと、EA が正常に動作しない可能性があります。そのため、EA を動かすには、リソースに余裕のある環境を用意することが必要です。VPS を利用する場合は、EA の稼働に必要なスペックの VPS を契約することです。
EA を動かしている場所の違い
EA を動かしている場所は、PC や VPS(仮想専用サーバー)などがあります。EA を動かしている場所と証券会社のサーバーとの距離が遠いと、通信のラグが発生します。
このラグは、EA の判断や約定に悪影響を与えます。そのため、証券会社のサーバーと近い場所で EA を動かすことが望ましいです。VPS を利用する場合は、証券会社のサーバーと同じロケーションの VPS を契約することがおすすめします。
取引サーバーの違い
EA が出した注文は、証券会社のサーバーに送られて処理されます。証券会社のサーバーの処理能力やロケーション(場所)は、注文の速度や正確さに影響を与えます。
処理能力が低いサーバーは、注文の遅延や不正確な約定を引き起こす可能性があります。ロケーションが遠いサーバーは、通信のラグ(遅れ)を生じさせます。これらの問題は、価格変動が激しい時に特に顕著になります。そのため、処理能力が高く、ロケーションが近いサーバーを持つ証券会社を選ぶことが望ましいです。
証券会社による配信レートの違い
EA は証券会社から送られてくるレートに基づいて取引をしますが、証券会社によって価格やスプレッド(売値と買値の差)、ティック数(価格変動の回数)などが異なります。
これらの違いは、EA の判断や約定に影響を与えます。特に、スプレッドは取引コストに直結するので、スプレッドが小さい証券会社を選ぶことが重要です。
滑りやすさの違い
EA が出した指値や逆指値注文が、注文した価格と違って約定することを滑ると言います。滑りは、EA の利益を減らす要因になります。滑りやすさは、証券会社によって大きく異なるので、滑りにくい証券会社を選ぶことが望ましいです。
詳細は↓
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