FINESSE(フィネス)EAとは、FXの自動売買システムの一つで、多種多様なインジケーターを組み合わせて、相場の局面に応じたエントリーロジックを持ちます。
フィルターロジックを何層も重ね合わせて、エントリー精度を向上させます。
カスタマイズ機能で、指標発表後の急激な相場転換を回避したり、期限決済を設定したりできます。
バックテスト10年で勝率100%、プロフィットファクターは13.75という優れた成績を収めています。
FINESSE(フィネス)EAは8種類のインジケーターをエントリーロジックに使用しています。
移動平均線
MACD
アリゲーター
ストキャスティクス
RVI (相対的変動率指数)
RSI
ボリンジャーバンド
フラクタル
(フラクタルとは、市場全体の大きな値動きの中の転換点(反転ポイント)のことです。 ビル・ウィリアムズのフラクタルは、単独でも、いくつかの他の指標と組み合わせても使えます。 フラクタルを形成するためには、少なくとも5本のローソク足が必要です。)
これらのインジケーターは、相場のトレンド、勢い、ボラティリティ、ボリュームなどを分析し、エントリーのタイミングを判断します。また、インジケーター同士のシグナルを確認し、誤ったシグナルを排除します。
FINESSE(フィネス)EAは、相場の局面を7つに分類し、それぞれに適したエントリーロジックを適用しています。
トレンドフォロー
トレンドに沿ってエントリーします。移動平均線、MACD、アリゲーターなどのトレンド系インジケーターを使用します。
プライスアクション
ローソク足の形や値幅からエントリーします。ボリンジャーバンドやフラクタルなどのブレイクアウト系インジケーターを使用します。
トップ・ボトム
相場の反転点を見極めてエントリーします。ストキャスティクスやRSIなどのオシレーター系インジケーターを使用します。
ボックス
相場のレンジを把握し、レンジの上限や下限でエントリーします。ボリンジャーバンドやフラクタルなどのブレイクアウト系インジケーターを使用します。
スクイーズ
相場の急展開前のシグナルを捉えてエントリーします。ボリンジャーバンドの幅やRVIなどのボラティリティインジケーターを使用します。
エクスパンド
相場の急展開後の反転前のシグナルを捉えてエントリーします。ボリンジャーバンドの幅やRVIなどのボラティリティインジケーターを使用します。
クロスレート
クロスレートの優位性を利用してエントリーします。MACDやRSIなどのオシレーター系インジケーターを使用します。
フィルターロジックとは、エントリーの精度向上を目的としたロジックで、相場の状況を判断するために使用します。フィルターロジックには、以下のような種類があります。
移動平均線(MA)
価格の平均値を計算し、トレンドの方向や強さを把握します。MAの種類や期間によって、様々なシグナルが得られます。
ボリンジャーバンド(BB)
価格の変動幅を表すバンドを描き、ボラティリティや相場の転換点を見極めます。BBの幅や中心線の位置によって、様々なシグナルが得られます。
RSI(Relative Strength Index)
価格の上昇力と下落力の比率を計算し、オーバーボートやオーバーソールドの状態を判断します。RSIの値や水平線の位置によって、様々なシグナルが得られます。
MACD(Moving Average Convergence Divergence)
2つのMAの差を計算し、トレンドの勢いや方向転換を確認します。MACDの値やシグナル線の位置によって、様々なシグナルが得られます。
フィルターロジックは、単独で使用することもできますが、複数のロジックを組み合わせることで、より信頼性の高いエントリーを見つけることができます。
例えば、MAのクロスとBBのブレイクアウト、RSIの水平線のブレイクとMACDのシグナル線のクロスなどの組み合わせがあります
FINESSE(フィネス)EAのカスタマイズ機能には、指標発表後の急激な相場転換を回避するためのオプションがあります。このオプションを使うと、指定した日付と時間にエントリーを回避したり、エグジットを予約したりすることができます。具体的には以下のように設定します。
エグジット予約指定日をtrueにすると、その日にエグジットを強制的に行います。例えば、重要な指標発表がある日にポジションを持たないようにする場合に便利です。
エグジット予約指定したい日を入力します。日付はYYYY/MM/DDの形式で入力します。例えば、2024/02/28と入力すると、2024年2月28日にエグジットを行います。
エグジット予約指定日は最大8回まで設定できます。エグジット予約指定日1からエグジット予約指定日8までの項目があります。
エントリー回避指定日をtrueにすると、その日にエントリーを回避します。例えば、指標発表の前後に相場が不安定になる可能性が高い日にエントリーを控える場合に便利です。
エントリー回避指定日を入力します。日付はYYYY/MM/DDの形式で入力します。例えば、2024/02/28と入力すると、2024年2月28日にエントリーを回避します。
エントリー回避指定日は最大8回まで設定できます。エントリー回避指定日1からエントリー回避指定日8までの項目があります。
このように、FINESSE(フィネス)EAのカスタマイズ機能を使うと、指標発表後の急激な相場転換を回避することができます。ただし、この機能はあくまで補助的なものであり、必ずしも最適な結果を保証するものではありません。
また、設定した日付と時間には、スリッページや再クオートなどの影響で、実際のエントリーやエグジットがずれる可能性があります。
公式サイト↓
FINESSE(フィネス)
2021年月別損益
2022年月別損益
2023年月別損益
2024年月別損益
バックテスト期間: 2010年1月1日から2020年12月31日まで
通貨ペア: USD/JPY
時間足: M1
初期資金: 100万円
スプレッド: 20
ロット数: 0.1
カスタマイズ機能: false
収益 | 1,226,870円 |
収益率 | 80.64% |
取引回数 | 506 |
プロフィットファクター | 13.75 |
勝率 | 100.00% |
最大ドローダウン | 21.09% |
最大保有ポジション数 | 1 |
バックテストの結果から、FINESSE(フィネス)EAは以下のことが言えます。
10年間で一度も負けることなく、連勝を続けています。これは、高速決済と取引回避機能が効果的に働いていることを示しています。
収益率は80.64%と高く、プロフィットファクターも13.75と非常に優れています。これは、平均利益が2,408円で、平均損失が0円であることからもわかります。
最大ドローダウンは21.09%とやや高めですが、推奨証拠金は1,521,400円と十分に余裕があります。また、最大保有ポジション数は1なので、ポジションの積み重ねによるリスクはありません。
取引回数は506回と多くはありませんが、スキャルピング型のEAとしては妥当な数だと思います。また、取引時間帯は特に制限されていないようです。
公式サイト↓
FINESSE(フィネス)
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