FREEDOM_for_USDCHFは、スイスフランと米ドルの為替レートを分析して、スキャルピングという短期取引を行う自動売買システムです。
このEAは、5分足のチャートを使って、相場のレンジ相場になる確率が高い時間帯に優位性の高いレートを逆張りで狙っていきます。
一度に最大3つのポジションを保有し、テイクプロフィットは15pips、ストップロスは50pipsに設定されています。
このEAの公開成績は、2023年10月31日から2024年1月31日までの間に、9,660円の収益を上げたことを示しています。
勝率は80.00%で、プロフィットファクターは1.18です。最大ドローダウンは13.00%でした。
このEAのバックテスト結果は、2020年から2024年までの4年間で、プロフィットファクターは1.48と非常に安定していることを示しています。
期待利得は3.7pipsと高く、収支グラフもきれいな直線に近いことがわかります。
逆張りとは、相場の流れに反した方向にポジションを持つことです。例えば、相場が上昇しているときに売り注文を出す、または相場が下落しているときに買い注文を出すことです。
逆張りは、相場の反転を狙った取引であるため、注文が通ると短期で利益を得られる点がメリットです。しかしもし相場が反転しなかった場合、決済注文が通らず損失が膨らみます。
相場のレンジ相場になる確率が高い時間帯に逆張りを行います。レンジ相場とは、一定の値幅の中でレートが上下する相場状態です。
レンジ相場になりやすい時間帯は、ボラティリティが少ない(取引が活発でない)時間帯です。例えば、東京時間(9時~16時)・ロンドン時間(18時~21時)・ニューヨーク時間(翌2時~6時)は、レンジ相場になりやすいです。
レンジ相場の上限・下限を狙って逆張りをします。
つまり、レートが上限に近づいたときに売り注文を出し、レートが下限に近づいたときに買い注文を出します。このようにすることで、レートが反発することを期待して利益を狙います。
FREEDOM_for_USDCHFの特徴は、逆張りの優位性を高めるために、RSIという指標を利用していることです。
RSIとは、相対力指数という意味で、相場の強弱を表すオシレーター系の指標です。RSIが高いときは相場が買われ過ぎで、低いときは売られ過ぎであると判断できます。
RSIの値が10%以下になったときに買い注文を出し、90%以上になったときに売り注文を出します。
このようにすることで、相場が極端に買われ過ぎや売られ過ぎになったときに逆張りを行い、反発の可能性が高いタイミングを捉えます。
このEAは、USDCHFのレンジ相場における逆張りの優位性を最大限に活かすことを目的としています。
テイクプロフィットとは、FXの予約注文で利益を確定させるための注文方法で、あらかじめ設定しておくと自動で利確することができます。
テイクプロフィットは15pipsということは、エントリーした価格から15pipsの値幅で利益を確定するということです。
例えば、ドル円で110.500円で買い(ロング)した場合、テイクプロフィットは110.650円に設定することになります。
ストップロスとは、FX取引で損失を確定させる行為で、日本語の「損切り」と同じ意味で使われます。
ストップロスは50pipsということは、エントリーした価格から50pipsの値幅で損失を確定するということです。例えば、ドル円で110.500円で買い(ロング)した場合、ストップロスは110.000円に設定することになります。
2024年月別損益
公式サイト↓
FREEDOM_for_USDCHF
相場の流れに逆らわずに、レンジ相場の上限と下限を見極めてエントリーします。そのため、大きな損失を出すことが少なく、勝率が高くなります。
このEAは、目標利益は15pips、最大損失は50pipsと設定されています。
これは、スキャルピングに適したペイオフレシオであり、小さな利益を積み重ねることで、安定した収益を得ることができます。
このEAは、スプレッドが狭く、値動きが安定しているUSD/CHFという通貨ペアを使っています。
これは、スキャルピングにとって重要な要素であり、取引コストを抑えることで、パフォーマンスを向上させることができます。
USDCHF とは、アメリカドルとスイスフランの通貨ペアのことです。世界で取引量の多い通貨ペアの一つで、米国とスイスの経済や政治の影響を受けます。
基軸通貨と安全通貨の組み合わせであり、世界の不安定な状況に対する避難通貨として機能します。
米国とスイスの金利差が大きいため、スワップポイントが高い通貨ペアです。米ドルを買ってスイスフランを売るとスワップポイントを得ることができます。
USDCHFは、2015年にスイス国立銀行が為替介入を撤廃したことで、スイスフランが急激に高騰した「スイスショック」を起こしたことがあります。その後は、比較的安定したレンジ相場が続いています。
期待利得とは、ある行動や投資に対して期待される経済的な利益や利得のことです。期待利得は、将来の見込みに基づいて予測される経済的な利益や収益を意味しています。
バックテスト結果における期待利得は、過去のデータを使ってトレード戦略の成功率を確かめることで、一回のトレードにつき平均して得られる利益や損失のことです。
期待利得は3.7pipsということは、一回のトレードで平均して3.7pipsの利益が得られるということです。pipsとは、為替レートの小数点以下の変動幅の単位で、通常は4桁目を指します。
例えば、ドル円の為替レートが110.00円だったとします。このとき、1pipsは0.01円に相当します。したがって、期待利得が3.7pipsということは、一回のトレードで平均して0.037円の利益が得られるということです。
公式サイト↓
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