副業EA NZDCADは、NZD/CADの通貨ペアでナンピンという手法を使って取引するEAです。 ナンピンとは、相場が不利になったときに同じ方向にポジションを増やして、平均の取得価格を下げることです。
副業EA NZDCADは、一つのポジションから始まって、すべてのポジションを決済するまでを一つのサイクルとして、利益を狙います。 ナンピンのEAは、相場が一方向に動くときには大きな利益を得ることができます。
NZD/CADとは、ニュージーランドドルとカナダドルの通貨ペアですが、先にそれぞれの通貨の特徴を説明します。
ニュージーランドドル(NZD)の特徴
ニュージーランドは、乳製品や肉類、木材や果実類などを多く輸出しています。そのため、NZDの価値は、これらの商品の需要や価格に影響されます。
また、NZドルは、中国とオーストラリアというニュージーランドの主要な貿易相手国の経済状況に影響されます。
NZDのもう一つの特徴は、金利が高いことです。金利とは、お金を借りたり貸したりするときの利子のことです。他の先進国の通貨よりも金利が高いので、金融市場が悪くなると、NZDを買う人が増えます。
カナダドル(CAD)の特徴
カナダドルは、資源国通貨として知られており、資源価格の変動に敏感に反応します。
特に、カナダの主要な輸出品である原油の価格がカナダドルの価値に大きな影響を与えます。原油価格が下がると、カナダの経済活動や物価水準に悪影響を及ぼし、カナダドルは安くなります。
カナダドルは、アメリカドルとの関係も重要です。カナダはアメリカの最大の貿易相手国であり、アメリカの経済動向や金利政策にも敏感に反応します。
アメリカドルが強くなると、カナダドルは弱くなりやすく、逆にアメリカドルが弱くなると、カナダドルは強くなりやすいです。
以上のことからNZD/CAD通貨ペアの特徴としては、以下のような点が挙げられます。
・資源国であり、原油や乳製品などの商品価格の変動に影響を受けやすいです。
・米国との経済関係が深く、米国の金融政策や景気動向にも左右されます。
・金利水準が高く、高金利通貨としての需要があります。
・環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の加盟国であり、貿易自由化の恩恵を受けています。
・新型コロナウイルスの感染拡大による経済的な打撃を受けており、景気回復の見通しが不透明
です。
時間足とは、チャートの一本の棒が表す時間のことです。5分足とは、一本の棒が5分間の値動きを示すという意味です。
時間足が短いほど、値動きが細かく見えますが、ノイズも多くなります。時間足が長いほど、値動きが大まかに見えますが、トレンドもはっきりします。
最大ポジション数とは、EAが同時に持つことができるポジションの数の上限のことです。副業EA NZDCADでは、最大ポジション数は50です。
つまり、EAは一度に50個までのポジションを持つことができます。最大ポジション数が多いほど、利益のチャンスも増えますが、リスクも高くなります。
最大ロット数とは、EAが一つのポジションに使うことができるロットの数の上限のことです。ロットとは、取引する通貨の単位のことです。
副業EA NZDCADでは、最大ロット数は10です。つまり、EAは一つのポジションに10ロットまで使うことができます。最大ロット数が大きいほど、利益も大きくなりますが、損失も大きくなります。
副業EA NZDCADの設定は簡単で、以下の項目を変更することができます。
Lots:初期の取引ロット
TakeoProfit:決済指値
MaxTrads:取引回数
MagicNumber:マジックナンバー
comment:コメント記入
詳細は↓
副業EA NZDCAD
決済指値とは、利益確定のために事前に決済する価格を指定する注文方法です。
副業EA NZDCADでは、決済指値は100となっており、これはポジションを持った価格から100pips(0.01)の利益が出たら自動的に決済するという意味です。
例えば、NZD/CADを0.9000で買った場合、0.9100になったら決済指値により利益確定が行われます。
決済指値は設定で変更することができます。EAのパラメーター画面で、TakeProfitという項目を見つけて、好きな値に変更してください。変更した値は、次のサイクルから反映されます。
決済指値を大きくすると、利益の幅が広がりますが、決済までの時間が長くなります。
逆に、決済指値を小さくすると、利益の幅が狭くなりますが、決済までの時間が短くなります。自分のトレードスタイルに合わせて、決済指値を調整することができます。
2023年の収益
2022年の収益
グラフは右肩上がりになっており、利益が増えていることがわかります。
プロフィットファクター:2.19(総利益が総損失の約2.2倍になっているということです。)
勝率:73.35%(勝率とは勝ったトレードの回数を全トレード回数で割った値です。
勝率が高いほど、トレードの成功確率が高いことを示します。一般的には、勝率が50%以上であれば勝ち越していると言えますが、70%以上であればかなり高い勝率と言えます。この場合、勝率は73.35%ということは、約7回中5回は勝っているということです。)
約7年間での利益:約540万円
副業EA NZDCADは、取引の多いEAです。そのため、自動取引を始めたタイミングや使用環境によって、フォワードテストと異なる取引になる可能性があります。
しかし、使用環境による違いなので、フォワードテストと全く同じにはならないことがあります。
詳細は↓
副業EA NZDCAD
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