
ダイヤドル円のダイヤとはダイヤグラムの意味で列車の時刻表のように定時になったら稼働するFX自動売買という意味です。名前の通り通貨ペアはドル円です。
ドル円は主要な通貨ペアで、多くのテクニカル分析の対象となっていますが、経済指標や政治家の発言などで相場が大きく変動することもよくあります。
そこで、エントリーするときにはテクニカル分析だけでなく、時間帯によって相場に有利な状況がないか調べてみました。
過去10年間のデータを分析した結果、相場にエッジがある時間帯が見つかり、それをもとに自動売買プログラム(EA)を作成しました。
このEAは1日に2回のエントリーチャンスがあり、飽きることなく取引を楽しめます。
少ない利益をコツコツと積み上げるタイプのEAなので、スプレッドの低い業者で使うことをおすすめします。
相場のエッジ FXの優位性(エッジ)とは、売買に偏りが生じており、確率的にどちらかが有利になっている相場局面のことを意味する。 優位性(エッジ)を見つける方法は、リスクリワード5以上を狙い、長期足に逆らわないことである。 |
朝のエントリー
東京時間 (8時~10時) にエントリーすることを目指します。
東京市場が活発であり、仲値が発表されるため、値動きが活発になることがあります。
この時間帯にエントリーすることで、相場のエッジを狙います。
夜のエントリー
ニューヨーク時間 (21時~2時) にエントリーすることを目指します。
ニューヨーク市場がオープンしており、アメリカの市場参加者が中心となります。
ロンドンとニューヨークの市場が同時に開いているため、取引が活発に行われます。
これらの時間帯は、相場の動きが活発であり、エッジを持つチャンスが高いです。
ニュースフィルターとは、経済指標発表などの重要なニュースの前後に、EAの取引を一時的に停止する機能です。 ニュースフィルターを使うと、ニュースによる急激な値動きに巻き込まれるリスクを減らすことができます。
ダイヤドル円EAは、ニュースフィルターを搭載しているEAの一つです。 ダイヤドル円EAのニュースフィルターは、以下のように動作します。
インターネット上のサイトから経済指標の発表日時と重要度を自動的に取得します。
発表日時の指定時間前後に、新規のエントリーを制限します。例えば、発表日時の30分前から30分後まで、エントリーを禁止することができます。
また、重要度によって、エントリー制限の時間を変えることもできます。 例えば、重要度が高いニュースの場合は、発表日時の1時間前から1時間後まで、エントリーを禁止することができます。
発表日時の直前に、保有しているポジションを決済することができます。 例えば、発表日時の5分前に、すべてのポジションを強制的に決済することができます。
また、利益が出ているポジションだけを決済することもできます。 ダイヤドル円EAのニュースフィルターは、EAの設定画面でオンオフやパラメータを変更することができます。
ニュースフィルターを使うと、ダイヤドル円EAのパフォーマンスを向上させることができます。
テクニカル分析とは、過去の価格や出来高などの市場データに基づいて、将来の価格の動きやトレンドを分析する手法です。テクニカル分析には、様々な種類のチャートや指標が用いられます。
ローソク足チャート
価格の変動を表す図形で、上昇や下降、強さや弱さなどを視覚的に判断できます。ローソク足には、色や形によって様々なパターンがあり、それぞれに意味があります。例えば、陽線は上昇トレンドを、陰線は下降トレンドを示します。
移動平均線
過去の価格の平均値を計算し、滑らかな線で表示する指標です。移動平均線には、単純移動平均線(SMA)、指数移動平均線(EMA)、加重移動平均線(WMA)などがあります。
移動平均線は、トレンドの方向や強さ、サポートやレジスタンスのレベルなどを判断するのに役立ちます。例えば、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上抜けるときは、上昇トレンドの始まりを示すゴールデンクロスと呼ばれます。
オシレーター
価格の変動を一定の範囲内で表す指標です。オシレーターには、相対力指数(RSI)、ストキャスティクス、MACDなどがあります。
オシレーターは、市場の過剰買われや過剰売られの状態、モメンタムやダイバージェンスなどを判断するのに役立ちます。例えば、RSIが70以上になると、市場は過剰買われで、反転の可能性が高くなります。
これらのツールを組み合わせて、ダイヤドル円EAのテクニカル分析を行うことができます。
詳細は↓
ダイヤドル円
2022年月別損益
2023年月別損益
ダイヤドル円EAは、2019年10月7日にリリースされてから、2023年12月31日までの約4年間で、収益額が65,610円、収益率が13.1%、プロフィットファクターが1.05、勝率が48.20%となっています。
ダイヤドル円EAのフォワードテストの結果は、月ごとに見ると、プラスの月とマイナスの月が交互に現れており、安定した収益を得るには長期的な視点が必要です。
・ダイヤドル円は安定して利益を出してくれるEAです。時間帯によってエントリーするので、ニュースの影響を受けにくいです。ただ、スプレッドが広いと成績が悪くなるので、注意が必要です。
・このEAは薄利多売のタイプなので、長期的に見ればプラスになると思います。しかし、短期的にはマイナスになることもあります。特に、ストップロスが大きいので、ドローダウンに耐えられるかどうかが重要です。
・私はこのEAを使っていますが、あまり満足していません。エントリーする時間帯が固定されているので、相場の状況に応じて変更できないのが不便です。また、利益が小さいので、スプレッドや手数料で消えてしまうことも多いです。
過去16年間(2017年1月~2023年12月)のバックテストでは、0.1ロット運用で約17.5万円の収益をあげました。収益率は34.9%で、最大ドローダウンは18.06%でした。勝率は48.46%で、プロフィットファクターは1.03でした。
リリース後(2019年10月~2023年12月)のバックテストでは、0.1ロット運用で約6.6万円の収益をあげました。収益率は13.1%で、最大ドローダウンは15.67%でした。勝率は48.20%で、プロフィットファクターは1.05でした。
EA_Comment: EAがオープンしたポジションに表示されるコメント。
Magic: EAのマジックナンバー。他のEAと区別するための番号を入力してくださ
スリッページ: スリッページの設定値。
MaxSpread: この設定値以内のスプレッドでポジションがオープンします。
CloseSpread: この設定値以内のスプレッドでポジションがクローズします。
SL1: ロジック1のストップロス設定。
SL2: ロジック2のストップロス設定。
Logic1: trueの場合、ロジック1が有効になります。falseの場合、ロジック1は無効になります。
Logic2: trueの場合、ロジック2が有効になります。falseの場合、ロジック2は無効になります。
Lot: 固定ロット数。複利設定がfalseの場合に参照されます。
MM: 複利設定。trueに設定すると有効になります。
Risk: MMがtrueの場合のリスク値。リスク=10、有効証拠金が10万円の場合、0.1ロットのポジションがオープンされます。
MinLot: MMがtrueに設定されている場合に参照されます。複利設定時の最低ロット数です。
MaxLot: MMがtrueの場合に参照されます。複利設定時の最大ロット数です。
NewsFilter: ニュースフィルター。trueの場合に有効になります。新しいエントリを抑制する期間中には、StartTimeとEndTimeにサーバー時間を入力します。
ClosePosition: NewsFilterがtrueの場合に参照されます。ClosePositionがtrueの場合、StartTimeに設定された時間にポジションが保持されていた場合、ポジションはクローズされます。
ClosePositionがfalseの場合、StartTimeで設定された時刻にポジションが保持されていたとしても、ポジションは保持され続けます。
WeekEndClose: 週末クローズ機能で、NonStopによって無効化されます。ベンダーに応じて、金曜日または土曜日のいずれかを選択します。
StopTime: WeekEndCloseが有効化される時間。ベンダーのサーバー時刻に合わせて設定してください。
詳細は↓
ダイヤドル円
同じカテゴリー「ゴゴジャン」の一覧
金(GOLD)は、古くから安全資産として世界中で取引されてきた貴重な貴金属です。 FX市場では、米ドル建てGOLD(XAUUSD)として取引され、株式や債券とは異なる値動き […]
鹿児島EA<AUDNZD版>KagoshimaEAは、AUD/NZD通貨ペアに特化した自動売買システム(EA)です。 通貨ペア A […]
buffalo USDJPY_M5は、長期トレンドを追いかけつつ、短期トレンドが発生した際にエントリーを行い、短期トレンドの終了を示唆するサインが出たら利確を行います。 & […]
TSM_system_USDJPYはパーフェクト・オーダーなどを活用して、一般的な市場の動きに基づいて利益を目指す設計がされています。 収益性が […]
SNB_system_USDJPYは、時には順張り、時には逆張りの裁量トレード的な仕様です。 始値動作やナンピン・マーチンゲール戦略を戦略を使用せず、複利機能 […]